Features of Akanbi’s Artificial Flower ― Akanbiアートフラワーの特徴 ―
アートフラワーとは、「紙・布などを使って、生花に似せてつくった花。つくりばな。」のことです。現在アートフラワーの多くに使われている原材料は「ポリエステル」や「ポリエチレン」。
茎や葉の部分に針金が入っているものもあり、型抜きされた花びらや葉っぱを接着剤やテープなどで組み合わせて成形されています。
「造花」「アートフラワー」「アーティフィシャルフラワー」「シルクフラワー」などと呼ばれています。
Akanbiのアートフラワーの魅力を知っていただけるよう、主な特徴を7つにまとめました。
アートフラワーの製造技術が発達し、昨今では生花と見間違うほどリアルなアートフラワーが多くなりました。ご利用者や贈り物として受け取った方の中には、造花であることに気づかず、最初は生花と思い込んで水をあげてしまう人がいるほどです。
Akanbiでは、生花との併用や用途に合わせた代替品としてご利用いただけるよう、一つ一つの材料のクオリティの高さにこだわり、例えば同じバラであっても、ピンからキリまで、原価に5倍もの差がある場合もありますが、品質を優先した上質な花材選びを行っています。
花の種類により、本物そっくりな最高品質の素材が手に入らない場合もありますが、デザイン上、どうしてもその花を使いたい、ということがあります。そんな時は、当店独自で設けている材料評価基準『本物そっくり5段階』を判断ベースとし、基本的には4以上、必要な場合に限り一部3以上の素材を少量のみ使うことを徹底しております。
また、アレンジメントによっては質感やディテールにこだわった花びらや枝を手作りしたり、色の調整を行うなど細かく作り込んでいます。
さらに、どんなに上質な素材であっても、触れたり至近距離で見ればアートフラワーであるということがわかります。花材の製造段階でホツレ止め加工されているとはいえ、処理が甘かったり、時間が経つと、生地によってはホツレが出やすいものもあります。
そこで、材料選びの段階でホツレが出にくい素材を選ぶのみならず、仕上げの際に細部をチェックし、出来る限り目立ちにくくなるよう細かいホツレ糸をカットしたり、また広がらないように、ホツレ予防液で固める等、細かな作業を経て出荷しています。
毎日過ごす自宅や職場、お客様をお迎えする空間にはお花やグリーンの一つくらいは飾っておきたいものです。
しかし、手入れが面倒、あるいは時間がなく枯らしてしまう。
毎日水をあげたり、切り花であれば、花瓶の水を替えて清潔に保ったり、またお花に元気が出て長持ちするよう栄養分や延命剤を与えたり、水揚げをしたり・・・
切り花は根のある状態とは違い、水を吸い上げる力が弱くなっているので、様々な方法でそれを助けます。
切り戻し、水切り、湯揚げ、逆水、酢で煮る、焼く、アルコールにひたす、深水など、花の種類や状態によってそれぞれに適したテクニックがあり、真剣に面倒みればけっこう大変な作業になるものです。
しかし、造花には生花のような手入れは一切必要なし。
「水やり・お手入れ不要」というのはアートフラワーの最大のメリットではないでしょうか。
アートフラワーの利点はなんといってもずっと枯れないこと。 花が最も美しく咲く姿のままで半永久的に飾っておけます。だから買い替えが不要。
季節や室内の温度、お手入れの方法、花の種類などによって差はありますが、生花店で買ってきたものを飾ると、大体1週間~10日で萎れたり、花びらが散ったり、やがて枯れさらには異臭が発生することも。
実際に当店で実施した 生花VS造花 観察>>
*花束:生花8000円 アートフラワー50000円として計算
*生花を10日ごとに入れ替えると仮定
年間238,000円コスト削減
上記は一つの例ですが、比較するとアートフラワーの花束一つの方が高額ですが、枯れないため、一度購入すれば買い替えの必要がなく、中長期的に見ると大幅なコスト削減に。
デザインに飽きるまで飾っておけるので、経済性にも大変優れています。
Akanbiではガラス花瓶のアレンジメントやいけばなアートフラワー®にはシリコン樹脂性の人工水で加工し、まるで本物の花を水に入った花器に活けているように見えるアレンジメントも制作しています。
倒して水をこぼしてしまうアクシデントがなく小さなお子様やペットがいる場所でも安全で、安心して飾れます!
横に倒しても逆さにしても、水はこぼれません。
切り花の場合は毎日花瓶の水替えが必要です。
放置しておくとすぐにバクテリアが繁殖して水が濁ります。
3~4日水替えなしで放置するとこのような状態に
しかし、アートフラワーなら虫や雑菌が発生することはなく、衛生面でも安心して飾れます。
例えば、病室に花を飾ることを禁止している病院が最近増えてきているのはご存知でしょうか? 理由は、アレルギーのある患者さんが花粉を嫌がることがあったり、免疫低下時は感染症などの衛生面においてのリスクがあるためです。
また、お見舞い用のお花は切り花であることがマナー。
根っこのある鉢ものは「床に根が付く(=入院が長引く)」、と言って縁起悪い・タブーと考えられています。
しかし、切り花の花瓶の水を毎日入れ替えることは病気や手術前後の入院中の患者にとって困難かもしれません。人の手助けが要る場合もあります。
その上、衛生面では十分なケアをしなくてはいけない病院内。
平常時よりも免疫力が低下している患者さんが多数おられる中、シビアにならざるを得ません。
その点、アートフラワーならそういった衛生上の心配は不要。
まるで本物の花を水に入った花瓶に活けられているように見えるアレンジメントも病院内でお楽しみいただけます。
殺風景な空間がお花ひとつで雰囲気に!
入院生活に、少しでも華のある空間と眼福を感じて頂けるアートフラワーのお見舞いは喜ばれています。
アートフラワーのさらに大きな特徴の一つは、造りものの花であるがゆえに、生花では実現しない形状を創ることができることです。
茎や葉の部分に針金が入れ込まれており、大きく湾曲させる・ねじる・傾斜をつけるなど、アーティスティックな表情を出すことが自在に可能です。
生花でも品種によって茎や葉をしならせたり、針金やホッチキスなど色々な道具・材料を使って様々な変化をつけることが可能ですが、その動きには限界があります。
また、大きな角度や動きをつけることで、花が早く傷みやすくなります。
生花では表現できないアートフラワーならではの芸術性をお楽しみいただけます。
アートフラワーは、人工的な花であるため花粉アレルギーの心配がありません。
花を見て綺麗だと感じるものの、においやアレルギーのため「花が苦手」「プレゼントされると困る」という方もおられます。「花を見るだけでむず痒くなる。」そんな方もおられます
そんな問題を解決してくれるのがアートフラワー。
においやアレルギーが心配な方にも、安心して飾れる花であることも、アートフラワーの大きな特徴です。